東洋医学からみる美容〜症例1:手荒れ

手荒れのケア

 

状態

手荒れのある方です。様々な外用剤を使い、炊事洗濯の前にはゴム手袋を、おやすみ前には外用剤を塗って綿の手袋をはめ、春になると軽減する。これを毎年繰り返している間にあまり改善されなくなってしまう方も多いのではないかと思います

 

症状

55歳の女性の場合ですが 以前は手足がわずかに冷えるぐらいでしたが、50歳代になると手荒れという範囲を超えて、指の先の指紋が無くなり、つるりと光りはじめ、やがて縦にしわが入り、皮が剥けると同時に指の先に熱を持つようになりました。 この赤むけ状態が第1関節から第2第3と広がっていき
6年前頃から手の平にまで広がり、現在は角化した皮膚から血が出て痛く、手の平まで皮膚炎が広がり痒くてという事でした。本人には疲労しているという意識は無いようでしたが主婦業と自営業を営むご主人の手伝いと実家の親の看病に日夜追われているようです。顔色が青く、汗をよくかき、唇が乾燥してよくお茶を飲むとの事でしたので、

 

原因

補気固表

 

対策

この方には身体の不足を補い、陰陽のバランスを改善し、手の熱を取り去る黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)を服用してもらいました。約3ヶ月後には見違える手になり、外用薬をつけるのを忘れてしまいますとの報告があり、現在でも服用中です。 また、下半身は冷えますが、顔や手にほてりがあったり口が渇くという人には温経湯(うんけいとう)という漢方薬などが考えられます。

 

(専門家記事/執筆・上田先生)

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