むくみがたるみになる? 「むくみ」が取れて「すっきり」
「むくみ」あっても自分ではなかなか分からない、「むくみ」に気が付いていない方が多いのです。
しかし、「むくみ」をそのままにしていると、「たるみ」の原因になります。
「むくみ」には、エステは一時的には効果が出やすいですが すぐに元に戻ります。
「むくみ」には、漢方薬やサプリメントを使い、体質改善することをお勧めします。
体質に合った漢方薬やサプリメントを服用することにより、「むくみ」だけでなく顔色や体調まで良くなります。
※漢方薬はその人の体質により処方が異なりますので、必ず専門家に相談が必要になります。
サプリメントも体質に合ったものを使用することで、よりよい効果が期待できます。自分の体質と違うものを使用すると効果が期待できなくなります。
これもむくみ?
耳の下あたりが「たるんでいる」や「脂っぽい」など、こんな方がいらっしゃいませんか?
カロリーゼロの缶コーヒーやパン、チョコレート、スナック菓子、アイスクリーム、マーガリン、コーヒーのフレッシュ、マヨネーズ、ドレッシングなどが大好きな方に多く、片頭痛が起きやすいのが特徴です。
このようなむくみは、食べ物で起きる「むくみ」です。
なんでこんなところがむくむの?
それは、トランス脂肪酸またはトランス型不飽和脂肪酸など、人工的に作りだしてしまった自然界には存在しない不自然な油が引き起こす悲劇です。
不自然な油は、脂肪細胞に取り込まれる事ができません。その代わり細胞の周辺に「セルライト」として沈着します。
まるで「ペットボトル」を無数にぶら下げて、その中に水を出し入れしているような現象が起きます。
その為に水分を取り過ぎたり、味の濃い食事などで、すぐに体重が増減します。
[ 簡単CHECK!! ]
□ 体重がすぐに3kg以上増減す
□ 二の腕やお尻の下、あご下が「ふにゃふにゃ」している
□ 片頭痛が起きやすい
□ こめかみが青い
□ 「ほほ」の辺りの表面がくすんでいる
これが2つ以上当てはまる方は、要注意です。
「むくみ」は体質により…
「むくみ」は、個人の持つ体質によって「むくむ場所」が異なります。
冷たいものをよく食べていると、胃腸が冷えやすくなり、腎臓に負担がかかりそして、「むくみ」が出やすくなります。
そのタイプは、(図1)のように目のふちがピンク色になりやすいです。
目の下側、青い線との間(←これはたるみ)及び、上まぶた(青い線の上)に「むくみ」が見られます。特に 右目の方が「むくみ」易いのが特徴です。
このようなタイプのむくみは、だんだんと貧血気味になり、左目に 「くま」ができやすくなります。
静脈血は、(図2)の矢印のように流れています。
目頭は鼻の方に血液が流れ、目尻はこめかみの方に血液が流れています。
目の周り(目のふち)の「むくみ」だけでなく、目尻側の下辺りがぷっくり腫れぼったくなると胃腸系だけでなく、他の臓器にも負担がかかっていると考えられるので服用する漢方薬やサプリメントも種類が増えてきます。
(図3)のように、上まぶたが腫れぼったくなる方がいます。
このタイプの方は胃腸系が強く、食べ過ぎた時にこのようにむくみが出やすいです。
(図1)のタイプは、当帰などセリ科の生薬などで効果を期待できる方です。
(図3)のタイプは 質のよい油脂を摂取する事で効果が期待できる方です。
秋になると急に「むくみ」が…
毎年9月頃に、「目の周りが腫れぼったい」や「手足が浮腫みやすい」などの相談が多くなります。
その他にも
- アレルギーでもないのに 毎日咳が出る
- 夜中に目が覚める
- めまいがする
- 自律神経が乱れる
- オシッコが近い
など、気温や湿度の変化が激しくなる頃、急に症状が出た場合は、身体の「湿(しつ)」が関係しています。
身体の水分は腸から便、膀胱から尿に、それ以外は毛穴、汗腺から蒸発、汗として処理されています。
「水分」をどのルートから排泄するかは、自律神経がコントロールしてバランスを取っています。
身体は寒さから暖かさへの変化には対応しやすいのですが、暖かさから寒さへの変化には対応し切れません!それは、温度変化に対して、毛穴の開閉で恒常性を維持しているからです。
☆ 寒さから暖かさへの対応は、体内の過剰な熱を汗として出して順応させます。
☆ 暖かさから寒さへの対応は、毛穴を閉じて汗がでるのを防ぎ対応しています。
寒いとブルブル震えるのは、摩擦熱で体温を上昇させようとする身体の防御反応です。
鳥肌や寒イボというのも、毛穴を塞ぎ汗を止める反射反応です。
[ むくみの原因 ]
① 人の身体は急な体温の変化が起きると、その体温の変化を止めようとする反応(汗)が、手足の方から優先されて起こります。
手足から出ることができなくなった汗(水分)は、顔や首などのように皮膚の薄い部分に向かい、そこから汗として吹き出たり、その過剰な水分が「めまい」「耳鳴り」「咳」「むくみ」を起こしたりします。
② 7月や8月は、高温多湿の為に汗がどんどん出るので、身体は汗による急激な水分の漏出に備えて、余分な水分を蓄えています。
その流れで9月に入っても急には汗腺の開閉のコントロールできません。
その為に昼間の気温が上昇すると“夏場のように急激な水分の漏出があると困る”という指令が脳に行き、身体は水分を貯蓄しようとします。
でも現実は夏ほど汗があまり出ないので「水分」は過剰になります。この水分の過剰が「水毒:むくみ」と呼ばれ体調不良を起こします。
冬の「むくみ」は漢方におまかせ
手をお腹にあてた時にお腹が手よりも冷たいと言う方は、お腹が冷えています!
このような方は、何もしていないのに体重が500g~1kg増えた経験はないでしょうか?
これは「むくみ」なのです。
冬になると 寒い上に湿度が低下してきます。湿度は40%~60%が最適と言われています。
湿度が40%以下になり気温が20度以下になると、体内からの熱の放散を最小限に抑える為に、毛穴が閉じ深部から皮膚表面への血流が低下します。
特にお腹が冷えると、深部体温の熱量が減少し(=産熱減少)、深部から表面への血液の対流が減少します。その為に皮膚が薄い部分(粘膜)への血流が低下してきます。
その特徴は、右図のように眼の周り、特に下側がピンク色になり、その下が「むくみ易く」なります。
それを放っておくと、図の青い部分(たるみ)が出てきます。
急に「むくみ」が出るために目の下に「小じわ」ができます。そして血液の循環も悪いので、目の下に「しみ」ができやすくなります。
こんな時は、漢方薬やサプリメントが抜群の効果があります。
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