はじめに
化学工場に勤務している人は病気にかかりやすく、家族にも影響も出やすいという現実があります。
石油化学に使用する「原油」は、採取する場所によって上質なものもありますが、日本が輸入する原油は決して質がよくありません。
そのおかげで技術力が進歩した面もありますが、原油は重金属などの不純物や有害物質をたくさん含んでいます。
繊維化学
繊維化学では合成した 顔料・染料 が使われます。
顔料 は粒子が大きく紙の内部までしみこむ事ができないために印刷に向いています。
プリンター以外では塗料や化粧品などに多く使用されています。
顔料の害は、肺の疾患などに注意が必要です。
染料 は粒子が細かいため、繊維を染めるために使用されています。
粒子が細かいため発色がきれいですが、数多くの薬品が使用されています。
酸やアルカリ、金属塩媒染剤、次亜塩素酸、過酸化水素、有機溶剤などがあげられます。
敷地だけでなく地下水の汚染なども問題になります。
家庭でも毛染めはもちろん、入浴剤が合成染料を使用しています。
腎臓や卵巣、前立腺に蓄積しやすいため、使わない事が大切です。
化学工場
化学的なものは言うまでもなく危険な物質です。
長期間暴露での健康被害は本人だけではなく家族まで影響があります。
事故が起こってから規制されますので、自分の身は自分で守りましょう。
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