はじめに
立ち仕事が多いから静脈瘤ができやすい。
貧血があるから立ち眩みがする…。
骨がもろくなり、歩くのもフラフラする。
これらは美容師さんに多い症状です。
理容業
美容師さんが扱う薬品には、カラー剤やパーマ液、縮毛矯正剤などがあり、使い方をきちんと学ぶために国家試験があります。
店舗併用住宅の方は備蓄にも注意が必要です。
カラー剤の主成分は、パラフェニレンジアミンなどの酸化染料のものが多く、使用時に過酸化水素水と混合することにより酸化発色し、毛髪を永久的に染めます。
これと同時に、過酸化水素による毛髪中のメラニン色素の脱色が起こるため、染料の配合濃度に応じて「白髪染め」から「おしゃれ染め」まで、色調の異なる染毛が可能となるのです。
パーマ液は毒性が強く、致死量は10g程度です。
パーマ液には1液と2液があり1液は毛髪の癖を取り、2液は髪型を固定する薬です。
1液の化学物質は除草剤の成分とよく似ています。
枯葉剤の成分は生殖毒性があり、構造が似たものは同じような副作用が懸念されます。
産婦人科では全て死産にして処理してしまいますので統計上にでませんが、日本は世界で奇形児が最も多く出ていると言われています。
ニオイがあまりないパーマ2液には臭素酸カリウムなどが使用されています。
パーマがかかった状態を「酸化」によって固定します。
吸い込むと粘膜の酸化が起こります。
縮毛矯正とカラー剤には H2O2 過酸化水素を使用します。
「酸化剤」の影響は、血液が固まりやすくなる・静脈瘤ができやすい・造血障害や難病の原因などがあります。
脊髄小脳変性症など薬品の吸入が関係しているかもしれません。
ガソリンスタンド
ガソリンには、ベンゼンと鉛という2つの特定有害物質が含まれるとされています。
特定有害物質とは、土壌汚染対策法で指定された特定の物質です。
給油のたびにガソリンはこぼれ落ち、土壌や空気を汚染します。
従事する人だけでなく、周辺の住民には病気のリスクが高いのは言うまでもありません。
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