第1章・Ⅲー⑥ アスファルト 工場 排気ガス ごみ焼却 カーボンフライアッシュ PM2.5など

はじめに

 

道路で作業している人はやけに顔が黒いですが、あれは単なる日焼けではありません。

花粉症が重症になって薬も効きにくくなっているのです。汚染の影響です。

 

 

アスファルト

 

重油成分には、多環化合物で、極めて分解しにくい構造をとったものが含まれます。
それがアスファルトと呼ばれるものです。

 

アスファルテンの構造

 

アスファルトはミイラを作る時に用いられたものですが、いつまでも変化しないので吸い込んでしまうと解毒ができません。

アスファルトの性質ですが、20℃ではほとんど気化しません。

しかし、拡散あるいは加熱すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがあります。

融点:54~173℃

真夏の道路上ではどうでしょうか?

溶けてしまって車が通ると、浮遊物質になるのは間違いないことですね。

 

 

工場からの煤煙・車の排気ガス・ごみ焼却場

 

法令では、煤煙や排気ガスの排出を規制しています。

「硫黄酸化物」「ばいじん」「有害物質」などですが、規制対象外のものが安全とは限りません。

自動車の排気ガスの規制はありますが、航空機には排ガス規制がありません。
航空機の1回の離着陸には数十リットルのケロシン(灯油に近い成分)が使われます。
それが年間で数万回になると、汚染物質が飛び交います。

また、戦闘機の場合だと複素環化合物を燃料としているものもあるので、発生する物質は猛毒性のものになります。

基地や空港の発着地の真下は騒音の問題がありますが、それよりも怖いのは、落下してくる汚染物質です。

 

 

フライアッシュ

 

震災後、原発から火力発電になった時に、廃棄物として大量のフライアッシュが野ざらしにして保管されていました。

空気が乾燥して風が吹くと舞い上がり、落下してきます。
これがPM2.5の正体です。

フライアッシュ中の灰分は、根源植物中の無機質と石炭生成時に混入した粘土や岩石からなっているため、産炭地によって異なりますが、セレン、フッ素、ホウ素、ヒ素等の重金属類が微量含まれています。

激しいかゆみと炎症はフライアッシュが原因の場合が多いので、春先は中止してください。

 

 

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