はじめに
電磁波が人の健康に影響するか否かについては、過去20年以上にわたる研究でも明らかになっていませんが、現実に調子が悪くなる人がたくさんいます。
電磁波の種類によっては、鼓膜には聞こえなくても脳幹に聞こえる音であったり、神経に過電流が流れて神経疲労が起きる場合があります。
その結果、脳神経が疲れて健康に影響があると考えています。
脳・神経細胞と電磁波について
神経疲労 ① 神経伝達物質の枯渇
携帯電話や電子レンジで、神経には配向分極と呼ばれる電気の偏りが起こります。
人の神経は直流の電流が流れていますので、交流電流の周波数が60HZであれば、1秒間に60回赤血球も向きを反転させます。
携帯電話と電子レンジは、パワーが違うだけで同じ高周波です。
治療器具のような低周波では、赤血球の反転は電界の反転にスムーズに追従します。
しかし、高周波になるにつれて分子は激しく振動しスムーズに追従できなくなります。
携帯電話は電子レンジに比べると、出力W数は低いのですが、赤血球が反転したときには電気を帯びてしまいます。
蓄積された電気がスパークすると、神経に電流が流れます。
それが頻繁に起こると、神経と神経を繋ぐ神経伝達物質が枯渇してきます。
このしくみが、携帯電話使用時の神経疲労です。
神経疲労の起こる周波数は、短波からセンチ波(3MHz~30GHz)の電波の帯域です。
それより低い周波数のときには発熱するほどの振動は起こらず、逆にそれ以上の周波数になると、配向分極は見られなくなります。
神経疲労 ② 鼓膜で感じない音を脳はキャッチしている
低周波と呼ばれるものは、鼓膜では感じとれませんが、脳では感じています。
目に見えず、聞こえてもいない音ですが、気配を感じている脳は休まる事がなく、疲れてきます。
これが、低周波による脳疲労です。
一方、携帯電話などの高周波も、鼓膜では感じませんが、脳では察知している音です。
スマホの光の波長は12.2cm
周波数 | 光の波長 | 光の速さ | |
スマホ | 2.45 ㎓ | 12.2cm | 時速 30万㎞ |
Wi-Fi | 5 ㎓ | 6cm | 時速 30万㎞ |
12.2cmの波長を音に換算すると2780㎐の音に相当
周波数 | 音の波長 | 音の速さ | |
スマホ | 2780 ㎐ | 12.2cm | 秒速 340m |
Wi-Fi | 5670 ㎐ | 6cm | 秒速 340m |
鼓膜では、音の波長を脳に伝えます。
脳は光や音の区別ができずに、波長として両者を認識しています。
そのため、携帯電話やWi-Fiの光の波長を、2780㎐、5670㎐の音と勘違いして処理しようとしますが、実際に音が聞こえている訳ではないので、鼓膜からは情報が送られてきません。
しかし、脳は家電の警告アラームのような音をずっと感じているので、休まりません。
常に交感神経優位のため、寝付きが悪い、寝ても疲れが取れない、など睡眠の質が悪い原因になります。
神経の伝達物質が不足するのは、低周波も高周波も同じことです。
どちらも、脳疲労を起こします。
それにより、様々な病気を引き起こします。
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