第2章・Ⅲ 生体が処理をする能力を超える 1 高次脳の破壊  2 壊れた脳の復旧方法

 

はじめに

 

あなたの感覚に蓋がされているかもしれません?!
ヒトは生命維持の為にモードを変えて環境に順応します。
発達障害が起きたりするのも、生活環境に対する正常な反応ではないでしょうか?
パソコンに例えると、脳はOSのようなもの。
一般的に満遍なく機能が充実している=普通の人
特定のアプリに特化した場合=個性的な人
個性的な人が増えています。

 

1 高次脳の破壊

 

シティーモードとカントリーモード

 

1 Cityモード

 

Cityモードとは:都市生活用に特化した脳の状態

電磁波や大気汚染など劣悪な環境でも順応できる進化型。
見えない恐怖に脳は孤独になり、生命を維持することに精一杯になるため、生存脳、感情脳の機能、海馬などが最優先の状態。

高次脳の働き 安心、喜び、好意、自制心
古典脳の働き 不安、怒り、恐怖、衝動性

補足:感情豊かで共同生活ができる。トラブルは起こさないのが普通。

→Cityモードでは生命維持が最優先状態

欲求に対して即決してしまう煩悩の塊。

楽しい記憶 (前頭部) コミュニケーション(側頭部)

各脳の野の連携が取れていない、やりがいが無くなると燃え尽きるタイプ。

 

 

2  Country モード

 

氣の感覚などには優れているが都市の生活には向かない。
デリケート過ぎて順応できないが、徐々に慣れてくる。
ON/OFFができるタイプが進化型。

 

破壊の判別方法

 

大脳の機能が低下してくると、生命を維持するために生存脳や感情脳の機能を優先し、認知脳の機能から徐々に低下します。
その結果、「決断や満足、深く物事を考える、楽しかった事を思い出す‥」ができなくなってきます。

認知脳の機能低下によって、煩悩の多い人間が形成されてしまいます。
海馬などの機能は正常なため、短期記憶や計算能力はありますので、見た目では判別できません。

この状態を、「シティーモードの脳」と呼びます。

「仕事も地位もあるのに何故、あの人があんな事をしたの?」とは、環境汚染によるものでは無いでしょうか?

自己保存のための食欲、種族保存のための性欲、集団を作って種族を保護しようとする集団欲などの本能行動をはじめ、快、不快、怒り(闘争)、恐れや不安(逃避<とうひ>)といった、からだで感じる原始感覚(情動<じょうどう>)に関する部分で動物的行動を取るようになります。

バリバリとは仕事はできないかも知れませんが、感性豊かな脳の状態「カントリーモードの脳」である事が、知性ある人間の本来の脳だと思います。

 

 

2 壊れた脳の復旧方法

 

延髄からのアプローチ

 

延髄は、発音や飲食物の嚥下や呼吸・循環・発汗・排泄などを調節する自律神経の制御をしています。

 

 

嗅覚は早期に発達した原始的な感覚で、五感の中でも特殊な感覚です。
嗅覚は、1次中枢が大脳辺縁系にあります。

ニオイは大きく分類すると、花香、ハッカ香、エーテル香、樟脳香、麝香がありますが、その中で心地よい香り(例えば、花香、ハッカ香)であれば、嗅覚から大脳辺縁系を経て、大脳皮質に伝わります。
過去の楽しい記憶と結びついたり、気分に作用したりという心理的効果になる
濃度にもよりますが副交感神経が優位になります。

 

生命の危機を察知するようなニオイ(例えば、エーテル香、樟脳香、麝香)は、大脳皮質の認識を待たずに、延髄で感じ取りすぐに体が反応を起こします。
これを利用したものが、「氣」を巡らせ内臓の機能を調整する漢方薬やアロマテラピーです。

 

嗅覚に作用する漢方薬は、動物の性腺から出るニオイ(麝香)が使われます。
麝香は即効性があるため気付け薬と呼ばれ、車酔い、船酔い、急な下痢などに使われます。
予期せぬ動き揺れに対して、脳の情報処理が追いついていないのが車酔い、船酔いであり、ウイルスの侵入に対しの過剰な反応をしているのが、急な下痢などです。

 

本能に関係しているニオイは、生命維持・種族保存に関する重要な情報で、高次脳にアクセス制限がかかっていても「重要な情報ですよ!」と処理され、高次脳へのアクセスが可能になり、脳にリセットがかかるからです。

 

 

嗅覚に作用する漢方薬に どうして即効性があるのか?

 

ニオイは食べ物を探し、それが腐っていないか?を判断するための感覚です。
ヒトの場合、視覚と触覚で物を見つけ、味覚と嗅覚で食べ物の腐敗を判断します。
食べ物が発酵や腐敗し始めると、酸のニオイがし始めます。

 

①すっぱいニオイや腐敗臭に対しては、神経の感度が高く設定されています。

他の動物におそわれては困るので、②獣の臭いに対しても高感度な神経を使います。

また子孫を残すためには、パートナーを見つけないといけません。
③性腺から分泌される臭いに対しても、感度が高いです。

 

①②③は、すばやくからだが反応できるように神経の応答が速く、交感神経と副交感神経が支配しています。
①②③のニオイは、脳の機能が低下した時に脳の情報処理を正常化する、リセットボタンのように作用します。

花の香り、葉っぱの爽やかな香り、木々が出す新緑の香り、美味しそうな甘い香りなどは、じっくりと匂いを楽しむものです。
感度は高くなくてもいいわけです。副交感神経を優位にする香りです。

 

 

嗅覚にも異常がある場合はどのように対処すればよいか?

 

食べる事は、機能低下した脳に対してもっとも有効な方法です。

脳の機能が低下すると、脳は生きるために最低限必要な情報処理を最優先し、外からの情報に対して応答が悪くなります。
特に交感神経からの情報のレスポンスが悪くなります。

脳の機能回復の方法で重要なのは、味覚を利用して脳にアクセスを試みる事です。
「交感神経に察知されないように、脳にパルスを送りリセットする」が必須です。

食材はその味によって、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味の5種類にわけられます。
これを五味といい、それぞれの役割があります。

酸っぱすぎる、甘すぎる、塩辛すぎる、えぐい、苦い、渋いなどの味がするものは「からだに必要か毒性があるものか?」を過去に食した味の経験から大脳皮質が判断します。(交感神経が感知)
どのような味が混ざっていても、バランスが取れたものを「旨い」「美味しい」と感じる。

また唾液の分泌を促すものが、機能が低下した脳にアクセスする権利があります。

 

うめの躾(完熟梅)
セルピュアα(リンゴ酵素飲料)
ハルカさん(乳酸桿菌黒糖発酵エキス)
などで壊れた脳にアクセスし、内臓疲労が治ってくれば漢方薬、サプリメントなどの効果が発揮しやすくなります。

 

 

味覚からのアプローチまとめ

 

旨味:内臓の動きをコントロールしているのは頭相、胃相、腸相
頭相:視、嗅覚的刺激、情動、咀嚼や嚥下による口腔粘膜刺激により迷走神経を介して胃液分泌
胃相:幽門の粘膜が刺激、ガストリンgastrinが内分泌、HCl分泌、ペプシノーゲン分泌が亢進
腸相:十二指腸上部粘膜にタンパク分解産物、脂肪、糖、酸などが触れると、神経を介して胃の運動が抑制されます(小腸-胃反射)

 

 

例題:
肉の旨みは貴重な蛋白源として生命維持に関係しています。
飢餓であれば、子孫繁栄ができないからです。
そのため、肉の旨味は古典脳に対して特に脳刺激のパルスが強いのです。
現代人のように脳が外部からのアクセスを拒否していても、牡蠣の旨味は脳に伝わるので、薬を飲んでいる時のうつや自閉症などにも対応ができる。
→ 生殖機能に関係している旨味

補足:脳刺激のパルスが強いニオイには、麝香(性腺から分泌される臭い)がある。

 

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